建物を支える『鉄筋工事』
鉄筋工事とは、ビルやマンション、橋、高速道路といった、コンクリートに覆われている建物の基礎となる骨組みを組む工事のことです。
鉄筋は普段見える場所ではありませんが、建物の根幹となる工事のため、鉄筋工事の出来が悪いと建物の出来にも影響してきます。
建物を守ることは人々の暮らしを守ることにもつながる、鉄筋工事はまさに暮らしを支える仕事とも言えます。
鉄筋工事の役割
コンクリートを流し込む際に必要な役割を担うのが鉄筋工事です。
鉄筋工事の作業を怠ると、建物が傾いたり地震が起きた際に建物が崩壊したりする原因となります。
骨となる鉄筋をしっかりと設計図通りに組み立てることで、建物全体の強度が上がり、地震にも負けない建物を作ることができるのです。
鉄筋工事の流れ
こちらでは鉄筋工事の流れをご紹介しております。
積算・拾い出し
建物の設計図から必要な鉄筋の数量などを算出していきます。
パソコン作業になりますが、工程や工法など専門的な知識が要求される作業です。
実際に組み上げるときに鉄筋が足りないことがあってはいけないため、正確に数字をはじき出さなければなりません。
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加工帳の作成
設計図を基に鉄筋の加工形状、必要な数量を計算し加工帳を作成します。
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鉄筋加工
加工帳を基に鉄筋の加工を行います。
当社の加工場には加工用の機器を備えておりますので、機械を使って適切な長さに切断したり曲げたりします。
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運搬
加工場で加工した鉄筋を現場へ運びます。
加工場にはトラックに鉄筋を詰め込むための巨大クレーンがありますので、機械を用いてより効率的に作業を進めていきます。
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組み立て
設計図を基に鉄筋を組み上げていきます。
鉄筋のつなぎが弱いと強度にも響いてくるため、しっかりと繋いで結束していきます。
熟練の職人は水平且つ平行に組み上げていくので、骨組みの見栄えも綺麗にまとまります。
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コンクリート打設
骨組みが組み終わったらコンクリートを流し込みます。
建物の形が出来上がった後は仕上げの業者の作業に移っていきます。
作業の様子
